二世ウィークといえば・・・・
ギョウザ!

二世ウィークも終盤に差しかかった22日、かの有名な早食いチャンピオン小林尊を独立記念日恒例のホットドッグ早食い世界選手権で見事下した新王者ジョーイ・チェスナットが、第3回ギョウザ早食い選手権に参加するため、リトル東京にやって来た。ジョーイは今年の独立記念日に10分で68個ものホットドッグを平らげ、去年のギョウザ早食い選手権では10分で231個のギョウザを完食したという世界記録を持つ強者。果たして彼自身が打ち立てた231個という記録を破れるのか?!

緊 張感高まる試合前。自己が打ち立てたあまりにも偉大な記録を破るプレッシャーにピリピリしているかと思いきや、リラックスした表情で写真撮影に応じる王者 ジョーイ。聞けば当日の朝、サンノゼから車を運転してきたという。「今日何か食べた?」という私の質問に、「いや、体内をからっぽにしたかったから木曜日 から何もたべてないよ」との答え。これは期待が持てますな。
参加者は約15名+2008年の二世コート達。でも正直言って、10分間ジョーイに釘付けだった私。左手で大量のギョウザを鷲掴みにし、両手で口を塞ぐようにギョウザを咽喉に押し込んでいく。ときどき軽くジャンプしたり体をくねらせたりして今食べたばかりのギョウザを下へ下へと押し流す。1分が過ぎた頃には、52個のギョウザがすでにジョーイの体内へ。3分過ぎには90個。ジョーイの胃が見る見るうちにTシャツの下で膨れていくのがわかる。少しずつペースが緩み、8分の時点で約150個。残り2分以内で82個を食べれば新記録。苦しそうな表情のジョーイ。記録は更新できるのか?

優勝したのは言うまでもない。でも記録はというと…去年から大幅ダウンの181個。これでも1分に18.1個のギョウザを平らげたわけだから、人技ではない。試合が終わった後もにこやかに取材や写真撮影に応じていたジョーイ。来年は長野生まれの小林尊とジョーイとのギョウザ対決が見たい。
